宮崎市K様邸 外壁塗装工事

新築当時の美観を取り戻しました。

新築当時の美観を取り戻しました。
地域 | 宮崎市 |
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施工箇所 | 外壁、軒天、破風板、雨樋ほか |
使用商材・建材 |
【工事内容】外壁塗装工事 【使用商材】外壁:ガイソーウォール無機Z 軒天:ファインSi 破風・雨樋:ガイソーウォール無機Z |
施工前
全体として色あせや塗料の劣化現象であるチョーキング (触れると手に白っぽい粉がつく現象) が見られます。
外構ブロックや土間コンクリートなどは汚れも目立ちますので、バイオ洗浄でカビや藻類などの汚れを落としたあと高圧洗浄で丁寧に汚れを洗い流し、新しい塗料が密着しやすくしてから施工に入ります。
施工中
外壁塗装
【施工内容】バイオ処理 + 高圧洗浄 + 養生 + 下塗1回 + 上塗2回
【使用商材】
下塗:GWカチオンシーラーNEO
上塗:ガイソーウォール無機Z
【下塗り材】
カチオンシーラーNEO‥‥耐アルカリ性カチオン系シーラー
浸透性や密着性など従来のカチオンシーラーを更にパワーアップさせた商品です。
カチオンとはプラスの電荷を帯びたイオンのことを指します。建築現場で下地として使われるコンクリートやモルタルはマイナスの電荷を帯びた陰イオンであるため、プラスの電荷を持つカチオンを用いることで陰イオンと陽イオンが引き合い、下地の質が向上します。
密着性に優れていることからモルタル外壁などの凹凸した表面や防水剤の原料に使用されています。
【上塗り材】
ガイソーウォール無機Z‥‥ラジカル反応制御型 超高耐候性2液弱溶剤無機フッ素塗料
最も耐候性の優れるとされるフッ素系塗料と、無機成分「オルガノポリシロキサン」、更にラジカル反応技術が融合されることで生まれた最上級ハイブリット無機塗料です。
無機成分は変化しにくく耐久性が高いかわりに硬質という難点があるため、無機・有機のハイブリッドにすることでバランスのとれた強靭で柔軟な塗膜を形成します。親水性に優れたセラミック形成無機架橋剤を配合することにより従来の塗料では実現できなかった高レベルの耐汚染性をもつため、空気中の塵や埃、排気ガスなどによる雨筋汚れが残りづらく、長期間きれいな外壁を維持します。
また無機成分は燃えにくいという特徴から火災時の延焼防止の効果もあります。
オルガノポリシロキサン‥‥無機塗料の一種で、主にシリコーンと呼ばれる化合物から作られます。シリコーンの総称としてそう呼ばれることが多く、特定固有の物性を表す呼び方ではありません。
ラジカル制御‥‥塗料に含まれている「顔料(酸化チタン)」と「紫外線」が反応すると、塗膜劣化を促進させる「ラジカル」という劣化因子が発生します。このラジカルが発生すると、外壁を指で触れたときに白い粉が付く「チョーキング現象」が起きます。
ラジカル制御型塗料は酸化チタンに特殊なコーティング(ラジカルバリアー)を行い、酸化チタンに直接紫外線が当たらないようにすることでラジカルを発生しにくくしています。
親水性‥‥水滴をはじく撥水性と逆の現象で、表面に水がなじみ、水滴にならずに水膜ができる現象のこと。雨が降るたび、雨水が汚れの下に入り込み、汚れを浮かせてセルフクリーニング効果で洗い流します。また住む人の健康に悪影響を与えかねないカビや藻の発生を抑える機能もあります。
軒天塗装
【施工内容】高圧洗浄 + 下塗り1回 + 上塗り2回
【使用商材】ファインSi ‥‥ターペン可溶2液形シリコン系塗料
特殊処理技術を組み合わせた高耐候性シリコン系塗料により耐久性に優れたオールマイティーな塗料で、各種外壁(サイディングボード・モルタルなど)、鉄部、FRP、硬質塩ビ部などの塗り替えに幅広く適用できます。隠ぺい性がよく塗装時の発泡がないため抜群の塗りやすさです。すばやく乾燥するので冬場の施工にも安心です。
ターペン可溶‥‥弱溶剤形(塗料)の別称です。ターペンは松の根を乾溜して得られ、大戦中石油の代替燃料として使用されたこともあるテルペン油に由来します。
FRP (繊維強化プラスチック) ‥‥樹脂にガラス繊維や炭素繊維等を複合して強度を向上させた強化プラスチックのことで、プラスチックにガラスファイバーを混ぜたものとカーボンファイバーを混ぜたものの2種類があります。どちらも鉄より強度が高くてアルミよりも軽く、断熱性や絶縁性に優れており、腐食に強いのが特徴で、航空機の機体の一部や小型船舶の船体、自動車の内外装、ユニットバス、浄化槽、水道管、ポンプなど幅広く使用されています。
破風板塗装
【施工内容】高圧洗浄 + 研磨 + 下塗1回塗 + 上塗り2回
【使用商材】ガイソーウォール無機Z弱溶剤‥‥ラジカル反応制御型 超高耐候性2液弱溶剤無機フッ素塗料
水性塗料との一番の違いはシンナーを使用している点です。
溶剤は塗料の成分中の樹脂を混合しやすいように溶かしたり薄めたりする際に使用します。弱溶剤は強いシンナーを使用する溶剤系塗料と、溶剤の代わりに水を使用して製造する水性系塗料のちょうど中間の特性をもち、塗料用の弱いシンナーを溶剤として使用します。臭いや環境への配慮、耐久性などから目的や用途に合わせて使い分けるのもオススメです。
溶剤系のメリット:①耐久性・耐候性・耐摩耗性が非常に優れている
②非常に丈夫な塗膜が得られる
③密着力も強い
デメリット:シンナー臭が非常に強い(ツンとくる臭いあり)
弱溶剤系のメリット:①耐久性・耐候性・耐摩耗性が優れている
②溶剤系塗料より旧塗膜層を傷めづらい
デメリット:溶剤系塗料ほど強くないものの特有の臭い(灯油に近い臭い)がある
水性系のメリット:①無臭ではないが比較的低臭で臭気を抑えられる(塗料自体の臭いがある程度あり)
②環境・体への影響を最小限に抑えられる
デメリット:一般的に溶剤系塗料・弱溶剤系塗料に比べ耐久性・耐候性等はやや低い
(現在は技術の向上により溶剤を使用するものとの差は縮まっています)
雨樋
【施工内容】高圧洗浄 + 研磨 + 上塗り2回
【使用商材】ガイソーウォール無機Z弱溶剤