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弾性塗料で外壁塗装するメリット シリコンとの比較&メーカー紹介




弾性塗料は、弾力性をもった外壁用の塗料です。

非常に柔らかな性質を持っており、外壁の塗り替え後、塗膜が破れづらいことから、

ヒビ割れ・雨漏り・地震・振動に強い(車やトラックなど影響)・防水性効果を発揮し、家を守ってくてる機能がある外壁・屋根の塗料です。

今回、弾性塗料を紹介するこの記事では

弾性塗料と他の塗料との違いは?」「弾性塗料はどのような壁に向いてるの?」といったよくあるご不明点や、

外壁塗料の基礎知識やメリット・デメリット、その耐久性などを紹介します。

また、定番人気トップのシリコンとの比較も!

大手メーカーである日本ペイント・関西ペイント・エスケー化研のおすすめ商品など紹介しています。

弾性塗料の特性をわかりやすく解説いたしましたので、ぜひ、最後までご覧ください。


弾性塗料とは?

弾性塗料とは?


弾性塗料の特徴は、伸縮性のある柔らかな性質を持っており、塗装後、塗膜が破れづらいことから、

ヒビ割れ・雨漏り・地震・振動に強い(車やトラックなど影響)・防水性効果を発揮し、家を守ってくてる機能があります。


外壁塗装における弾性塗料とは?

他の塗料より伸びやすい弾力性を持ちあわせていて、外壁のヒビ割れや亀裂から守ってくれる塗料です。

特長でもある伸縮性のおかげで、外壁の下地にヒビ割れ起きたとしても、表面に現れることなく、見た目はもちろん、住まいを守ってくれます

つまり、雨水の浸入を防ぎ、外壁や内部の腐食を防いでくれる塗料なのです。

弾性塗料のメリット

弾性塗料のメリット


弾性塗料のメリットを紹介します。

外壁塗料選びのポイントを押さえておきましょう!

外壁がヒビ割れしにくい

弾性塗料は伸び縮みする性質があるため、塗膜がひび割れしにくい塗料といえます。

ひびの発生を抑えることで見栄えの悪化を防ぎ、雨風からも家を守ってくれます。

外壁には様々なきっかけで、知らないうちにヒビ割れが起きてしまいます。

大きな地震はもちろん原因の一つですが、ご自宅の近くを通る大な道から車やトラックの振動によって揺れています。

そのわずかな振動を受け続けると、外壁にヒビが入ってしまうことがあるのです。

また、雨や風・台風もとても影響してきます。

こうしたわずかな影響の積み重ねと、経年劣化のダメージにより、外壁のヒビ割れは避けられないのです。

弾力塗料は、入ってしまったヒビをしっかり塞いで、これらの影響から家を守ってくれることでしょう。

モルタル壁の劣化を防ぐ

モルタル壁


モルタル壁とは、塗り壁材になります。

つなぎ目のないモルタル壁は表面に亀裂入りやすいので、弾性塗料の特性が活きてきます。

高い塗料を選んで耐久性を高めでも、弾力性のない塗料を塗ってヒビ割れを起こしてしまったら無駄な出費になってしまいます。

壁の性質も考慮して塗料を選びましょう


防水性

弾性塗料は密着する性能を持っており、雨水が塗膜の内側へ侵入しにくくなり、結果として防水性能が高まります。

もし、外壁の表面にヒビが入ってしまい、そこが雨水が入るような場所だったら・・・

じわじわと家の内部に入り込み建材を傷めていき、木材が腐食してしまうこともあります。

もし、冬に壁のヒビから入った水がそのまま凍ってしまったら・・・

水が氷になることで膨張し、小さなヒビ割れを大きくしてしまいます。

弾性塗料のデメリット

弾性塗料のデメリット

耐用年数が短い

弾性ではない塗料に比べて、やや耐用年数が短いのがデメリットです。

外壁に合わせて、ヒビ割れ防止を選ぶか長持ちさせたということで耐用年数を選ぶか

ご自宅の状況に合わせて選びましょう。


膨らみやすい

弾性塗料は、通気性が低い塗料で、内側から外側へ湿気を逃せないため、塗膜がポコリと膨らんでしまうことがあります

膨らんだ箇所は見た目が悪く、自然に元に戻りません。


施工が難しい

外壁塗装では、塗料を塗る前に、高圧洗浄(水)で外壁に付着した汚れを落とします。

その後、乾かしてから塗装を開始しますが、乾く前に塗装を始めてしまうと塗り終わったあと、ポコリと膨らむ原因になります。

窯業系サイディング

窯業系サイディングの外壁には使用できない

夏場のサイディング壁は、太陽の熱で約80度近い高温になります。

モルタルよりも熱を溜め込む性質があり、熱によって弾性塗料が柔らかくなります。

結果、外壁の表面に塗料の剥がれや、浮きといった症状が現れてきます。

そのため、弾性塗料を選ぶ際は、ご自宅の外壁が窯業系サイディングかどうか、チェックしていただきたいと思います。

このような方に、弾性塗料をおすすめ!

弾性塗料を候補に入れたいが、実際、メリットがあるのか迷っていらっしゃる方のために、

「このような方に、おすすめしたい弾性塗料チェック」を作成してみました。

●モルタル壁にお住まいの方

●外壁の亀裂が気になる方

●耐用年数が短くてもいいとお考えの方

いくつ当てはまりましたか?

もし、1つ以上チェックがある方は、弾性塗料を候補に入れてみてはいかがでしょうか?

弾性塗料と相性が良いのは、モルタル外壁やコンクリート壁です。

ヒビや亀裂が起きてしまった箇所をカバーしてくれ、防水性も高いというメリットがあります。

さらに、1回の塗装の耐久年数が8~10年と短い分、お値打ちに済ませることができるメリットがあります。

(工法によっては高額になる場合がございますので、ご注意ください)

ただ、

ワンランク上の塗料はどうかか?

外壁が弾性塗料に適しているのかわからない。

と新たなご希望や疑問がわいてくると思います。

そのような時は、 些細な疑問、質問でも構いませんので、佐藤塗装店にお気軽にご相談ください。

弾性塗料をシリコン・フッ素と比較

弾性塗料をシリコン・フッ素と比較

弾性塗料とシリコン・フッ素の比較

弾性塗料は、外壁塗装で定番のシリコン塗料と比べると安い価格になります。

耐用年数は8〜12年と、他の塗料タイプよりも短くなっています。

ただ、他の塗料とと比べると、費用や耐久年数はどう違ってくるのでしょうか?

こちらでは、シリコン塗料と、耐久性に優れたフッ素塗料のメリット・デメリット紹介、施工単価や耐用年数ついて比較してみましょう。


シリコン塗料とは?

シリコン塗料は、外壁塗装において最もスタンダードで人気の高い塗料です。

理由としてはコストパフォーマンスの良さです。

価格・耐候性・汚れにくい性能もありバランスが非常に良く、塗装店やリフォーム店に、お見積りを依頼すると標準の塗料として必ずシリコンが入っているほど定番の塗料です。


シリコン塗料のメリット

シリコン塗料のメリット

防汚性・耐久性で長持ちに!

シリコン塗料にはセラミックも配合されていて、シリコンで塗装した外壁や屋根は、汚れがつきにくい、断熱・遮熱性を上げてくれます

外壁塗装の工事が終わっても美しさをキープ、

防汚性が高いので、汚れてしまってもキレイに落とせるので安心です。


コストパフォーマンスが抜群

シリコン塗料よりもお値打ちなアクリル塗料やウレタン塗料がありますが、シリコン塗料は耐候性が高いので、今後の塗り替えるを安くできることも。

塗料以外の諸経費・人件費・足場設置代は毎回必ずかかってしまいます。

これらの工事費は、回数に関係なく割引はされないことがほとんどです。

耐用年数の長い塗料で施工することで、外壁塗装の回数を減らし、諸経費・人件費・足場設置代を節約できます

結果的に、トータルコストの削減できることになります。


比較 種類・施工単価(㎡)・耐用年数

弾性塗料   目安:8年〜12年 目安:1,100~1,500円/㎡

シリコン塗料 目安:7年〜15年 目安:2,300〜3,500円/㎡


カラーバリエーションが豊富!イメージチェンジ!

シリコン塗料は大変人気のため、各塗料メーカーが力を入れてきました。

そのため、シリコン塗料は他の塗料よりもカラーバリエーションを多く揃えてきました。

思い通りの色を組み合わせて、イメージチェンジしてみてはいかがでしょうか?


屋根も付帯部分もシリコン塗料で一緒にできる

シリコン塗料は、とても使い勝手がよく、外壁以外の、屋根・付帯部分(雨樋・破風・雨戸・ベランダなど)も、外壁以外もシリコン塗料を使用できます。

外壁その他の付帯部分をシリコン塗料で塗装することで、劣化の進み具合が同じになります。

結果、次回の外壁塗装に劣化のズレがでないため、何度も足場を組んだり補修したりする必要がなくなります。


シリコン塗料のデメリット


他の塗料よりヒビ割れしやすい

外壁塗装した場合、シリコン塗料は、塗膜部分が比較的硬く、剥がれにくいという性質がありますが、ウレタンなどの塗料に比べると弾性が低いのがネック

例えば、地震で外壁がヒビ割れした場合には、追従ができずシリコンの塗膜も一緒に割れてしまうことが多いです。


重ね塗りには不向き

重ね塗りをする際に塗料を弾いてしまう性質が、シリコン塗料にはあります。

もし、10年後に再び外壁塗装をしたら、塗膜の密着性が悪くなってしまう可能性があります。

ただ、シリコン塗料と相性が良い下地材を使えば、キレイに塗装できますのでご安心ください。


定番だけに種類が多すぎて選べない

シリコンは塗料メーカにとっても売れ筋商品。

性能もグレードもとにかく種類が多いため、ご自身ではどれを選べばよいのか迷ってしいます。


フッ素塗料とは?

フッ素塗料とは?


フッ素塗料は、東京スカイツリーに使用されるほどの耐久性の高い塗料。

高層ビルなどで使用されてきましたが、最近は戸建住宅の外壁塗装でも使用されるようになり、外壁塗装での評判も良く、汚れにくく、防水性も兼ね備えた高機能な塗料です


フッ素塗料のメリット


防汚性・耐久性で外壁を長持ちに!

シリコンと比べて耐用年数が長く、塗り替え頻度を少なくすることができます

塗装の寿命が長いので、

1回の外壁塗装費用は高くなっても、2回目3回目とトータルに考えると、結果、外壁にかかる費用の削減つながります。

今後もキレイに長く住み続けたいとお考えであれば、1 回あたりの外壁塗装のコストが「高い」というデメリットもカバーできるかもしれません。


光沢感で新築の様な外壁に!

フッ素塗料のもう1つの特長として光沢感を出せることです。

ツヤ感が出せると、新築のような真新しい家になります。


フッ素塗料のデメリット


外壁塗装の費用が高くなる

外壁塗装の塗料の中でも費用が高いことが、大きなデメリットの1つです。


比較 種類・施工単価(㎡)・耐用年数

弾性塗料  目安:8年〜12年 目安:1,100~1,500円/㎡

フッ素塗料 目安:12年〜20年 目安:3,500〜4,800円/㎡


重ね塗りには不向き

フッ素の特徴「汚れを寄せつけない」効果があるため、塗りなおしや2回目以降の塗料の密着を妨げてしまうことがあります

そのため、次、外壁に塗装する際は密着性が高くなるように、下塗り塗料を施してもらわなければいけません。


フッ素塗料は、メリットある反面、費用・施工面・補修面でのデメリットがありますので、こ検討の際は、お気軽にご相談ください。

弾性塗料の工法を解説

弾性塗料の工法を解説

シーラー・フィラー

弾性塗料を塗る際、下塗り材を使用します。

下地がどれだけ傷んでいるかでシーラーとフィラーのどちらかを使います

外壁の表面にどちらかの塗料を塗り、しっかり吸い込ませ下地を固めます。

そうすることで上塗り材が密着し浮き・剥がれを防止します

・シーラー

下地(壁)の状態が比較的良い状態で、外壁の表面に傷が少ない時はシーラーを使用します

・フィラー 傷んでいる

下地(壁)の傷が大きい場合は、フィラーを使います。

シーラーを使用するより、厚みが出るので、傷をカバーして仕上がり良く、キレイにしてくれます

弾性塗料の工法の種類

弾性塗料と1つの塗料の種類に3つの工法が存在します。

この工法によって耐久年数が大きく違ってきますので、見積り時やお打ち合わせ時に共通の知識として、覚えておくと話がスムーズに進みます。


単層弾性工法

単層弾性工法は、下地材にシーラーを塗布、その後単層弾性工法用で2回塗ります

【シーラー、単層弾性塗料・・・1回目 2回目】

弾性耐久年数は、約3~5年です。

この単層弾性工法は、作業が簡単なので、費用は安く済みます。

しかし、耐久年数が短いため、すぐにメンテナンスしなければいけません。

結果的に、外壁塗装をする回数が増えることになり、長期的に見るとコストパフォーマンスは悪いかもしれません。


複層弾性工法

複層弾性工法は、中塗り上塗りと合計5回塗装します。

手間がかかる分、その弾性耐久年数は、10〜20年程と単層弾性工法よりも2倍長持ちします。

【シーラー、高弾性中塗り材・・・1回目 2回目、複層仕上げ塗材上塗り・・・1回目 2回目】

耐久年数は、約10~20年です。

その結果、高品質な弾性の塗膜に仕上がり、20年以も効果が持続する住宅もあります

ただ、デメリットとして、塗装工程と塗料を使うため塗装費用が割高に


微弾性塗料工法

微弾性工法は、下地材を補修機能がある微弾性フィラーで1回目を塗ります

この微弾性フィラーは弾力性あり、上塗りに耐久性のあるシリコン塗料などを選ぶことができます。

【微弾性フィラー、上塗り塗料・・・1回目 2回目】

弾性耐久年数は、約1~3年になり、弾性機能が失われるのは早いのですが、上塗で選んだ塗料の機能性がありますので、単層弾性工法よりも弾性の耐久年数を維持してくれるでしょう。

弾性塗料の種類とメーカー選び方

弾性塗料の種類とメーカー選び方

3大メーカーの代表的な弾性塗料商品を紹介!


日本ペイント (通称:ニッペ)

『DANシリコンセラ』(水性・1液型)

塗膜に厚みが出て高い防水性能を発揮します。

注意点として塗膜が厚くなる分、塗料の使用量が、他の弾性塗料よりも多くなり、費用が高くなる場合があります。


エスケー化研

『セラミクリーン』(水性・1液型)

弾性セラミックシリコン樹脂を使用。

低汚染性や高耐久性を持っています。


関西ペイント(通称:カンペ)

『シリコンテックス』(水性・1液型)

水性1液型弾性塗料です。

単層弾性塗料に水性アクリルシリコン樹脂を使用することで、高耐候性を発揮します。

シリコンテックスは単層弾性仕上げ材の性能をサポートし、機能性を高めてくれます。

水性と溶剤(油性)の違いとは?

水性タイプの特徴

  1. ●塗料を水で薄めて使う
  2. 密着性がやや劣る場合あり
  3. 環境にやさしい
  4. シンナーの臭いがない

溶剤タイプの特徴

  1. 塗料をシンナーといった溶剤で薄めて使う
  2. 密着性が高い
  3. 耐用年数が安定する傾向あり
  4. 費用がやや高い傾向あり

1液型と2液型の違いとは?

1液型の特徴

  1. そのまま使えるため取り扱いが容易である
  2. 翌日も使える
  3. 費用が安い傾向にある
  4. 塗装できる素材が限られる

2液型の特徴

  1. 使う直前に主剤と硬化剤を混ぜて使う
  2. 使用時に混ぜた後はすぐに使い切る
  3. 耐久性と耐候性が高い
  4. 寿命が長い傾向がある

まとめ

外壁塗装においての弾性塗料まとめ

弾性塗料の特徴や壁の相性として、モルタル壁やヒビ割れが気になる方へは、とてもマッチした塗料だということをお伝えしました。

また、シリコン塗料と耐久性と価格の比較してみました。

弾性塗料の注意点として、他の塗料とは違う塗装工程があり、場合によっては、全体の価格が上がったりすることがあるので、覚えておいてくださいね。


このような方に、弾性塗料をおすすめ

●モルタル壁にお住まいの方

●外壁の亀裂が気になる方

●耐用年数が短くてもいいとお考えの方

こちらの項目で1つ以上チェックがある方は、弾性塗料を検討いただくと良いでしょう。

弾性塗料は、シリコン塗料より1回の価格は安くなり、耐久年数は8~10年です。

お見積もり現地調査は無料です

もし、外壁塗料の選び方や価格・相場などで、わからないことがありましたら、佐藤塗装店にお気軽にご相談ください。


施工実績などもお見せしながら、ぴったりの塗料、外壁塗装についてお話しさせていただきます。


最後までご覧いただきありがとうございます。




初売り 外壁屋根塗装祭へ多くのご来場ありがとうございました。


こんにちは。
佐藤塗装店 ガイソー宮崎店です。

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断熱塗料で外壁・屋根を塗装 価格・効果・メリットとメーカーを紹介


断熱塗料で外壁・屋根を塗装!価格・効果・メリットとメーカーを紹介

断熱塗料は、外壁・屋根から熱の伝わりを防いでくれる外壁塗料です。

この断熱塗料は、夏に屋根や屋上から熱が入ってきてお困りの方に選ばれます。

今回は、
「外壁の塗装に断熱、遮熱ってどう違うの?」
「値段が気になるけど、他の塗料と比べてどうかしら?」

といった疑問にお答えしながら、

断熱塗料の特長、メリット・デメリットと、断熱塗料と遮熱塗料の違いについてご紹介いたします。

主力メーカーの日本ペイント・関西ペイント・エスケー化研などのおすすめ塗料商品など紹介しながら、断熱塗料の良さがわかる内容にまとめましたので、ぜひ、最後までご覧ください。


断熱塗料とは?

断熱塗料とは?

外壁塗装における断熱とは?

断熱塗料を外壁や屋根・屋上に塗布することで2つの効果を発揮します。

1つ目は、熱が室内に伝わるのを抑える効果です。
2つ目は、その逆で、部屋の暖かさを室外へ伝えない・逃さない効果です。


断熱塗料の効果・特徴

断熱の効果とは、熱の移動を遅くさせ、室内の温度差を保つということです。つまり、断熱塗料は夏の外の暑さを外壁や屋根・屋上から侵入を防ぎ、冬は室内の暖かさを外へ逃しません。

住空間の温度変化をやわらげ、過ごしやすくしてくれます。結果、一年を通して冷暖房をつける時間を減らし、光熱費を削減してくれる効果が期待できます。

断熱塗料のメリットとデメリット

断熱塗料のメリットとデメリット

断熱塗料は、室内の温度差を保って室内をすごしやすくしてくれる以外にも、様々なメリットがありますが。

その反面、デメリットもありますのでご紹介します。


断熱塗料のメリット

室内の温度を快適にしてくれる!

断熱塗料には夏だけではく、冬でも室内の温度を外へ逃げるのを防いで快適にしてくれるうれしい機能があります。

夏の日差しの影響による室内の温度上昇を抑えてくれたり、冬の時期には暖房で暖めた室温を保つ効果があったりと、季節を問わず快適に過ごせます。


節電効果で家計が助かる!

夏は断熱効果により外からの熱を防いで、冷暖房の温度設定を無理に下げることもなくないり、電気代が節約できます。

さらに、一年中室内の温度を快適に保ってくれるので、他の塗料に比べてエアコンの使用頻度を減らすことで光熱費が浮き、家計にも優しい塗料です。


防音効果

断熱塗装をすると、車や雨などの外からの音と内側からの声や物音など音漏れを防いでくれる効果があります。

断熱塗料というのは、複数のセラミックで隙間なく覆われているため、一般塗料に比べて表面が厚くなっているため、音を跳ね返して内部からの音漏れを防いでくれます


結露を防ぐ

結露には温度変化が関係しています。冬場、室内と室外の温度差が大きいほど発生しやすくなります。

断熱機能が働くことで室内と同じ温度に近づくため差が小さくなり、結果として結露の防いでくれます。


断熱塗料のデメリット

費用が高い

断熱塗料は、同じ熱をカットしてくれる遮熱塗料やシリコン塗料に比べて価格が高くなります。

ただ耐用年数は、15〜20年と長持ちしますので、シリコン塗料(7年〜15年)を何度も塗装するよりは負担が掛からないといえます。


色選びにご注意ください

断熱塗料の色を選ぶ際、明るい色の方が効果があります。

濃い色系は太陽の光をよく吸収するため、より効果を求める方は明るい色にすることをおすすめします。

また、仕上がり色はツヤ消しが基本になります。光沢のある質感にはならず、表面もザラっとしています。


効果が実感できないことがある?

せっかく断熱塗料を外壁や屋根・屋上に塗装しても、その断熱効果を実感できない場合があります。

外からの熱の侵入を防ぐと言っても、室内に入り込む経路は複数あり、涼しいと感じられない可能性も...。

また、最近の戸建住宅は、もともと断熱材や断熱効果の高いサッシが使われています。

このような理由で断熱塗装をしても効果を感じられないケースもありますので、実際メリットがあるのか心配の際には、ご相談ください。


このような方に断熱塗料をおすすめ

断熱塗料は、耐久年もあり、外壁からの熱の伝わりを抑えてくれる塗料で、メリットがある反面、デメリットもありました。

塗料選びで断熱塗料を候補に入れたいが、実際にメリットがあるのか迷っていらっしゃる方のために、メリットとデメリットをまとめて断熱塗料チェックシートを作成してみましたのでご覧ください。

① 夏・冬の光熱費を削減したい方

常に冷暖房を入れている生活のサイクルで、電気代が気になる方は、おすすめです。

② 気温の差をなくして快適にすごしたい方

小さいお子様やご高齢の方など、室内の寒暖の差を気にされる方は、おすすめします。

③断熱材がない・効果がない家にお住まいの方

外壁に断熱材が入っていない場合に、断熱塗装をおすすめします。

現在、サッシや開口部が断熱仕様ではなく、気密性が低い場合は、ご相談ください。

④ 音が気になる方

現在、車や雨の日の音が気になっている方や、ご自宅から発生する音(声や楽器など)を外へ漏れるのを軽減したい方は、防音対策におすすめです。


⑤高階層に住空間がある方

メインの住空間が、2階や3階といった屋根や屋上に近い場合や、熱が溜まりやすい場所にリビングがある場合に、外壁・屋根と断熱塗料をおすすめします。


あなたのご希望やお悩みはいくつ当てはまりましたか?

もし、2つ以上チェックがある方は、断熱塗料を候補の1つに入れてみてはいかがでしょうか?

他の塗料よりも、費用は高くなりますが、光熱費の削減や過ごしやすくなるというメリットが魅力的な塗料と考えます。

よくあるご質問として

「我が家は、断熱塗料が効果的なのか?」
フッ素塗料と比べてどうなの?」
遮熱塗料とどちらがいいのか?」

といったものがあります。

では、塗遮熱塗料との違いについて詳しくご説明します。

断熱塗料と遮熱塗料の違いとは?

よく断熱塗料は、同じ「熱」が入っている遮熱塗料と間違えてしまうことがあります。

●断熱塗料は
熱の伝わりを抑える」性質になります。外からの熱を中に伝えにくくする効果と、内側の熱を逃がさない効果です。

●遮熱塗料は
太陽光を跳ね返す」ことで熱を室内に入れない性質があります。寒い冬場でも太陽の光を跳ね返してしまいます。

断熱塗料を検討する際は、2つの性質を混同しないようにしっかりと確認しましょう。

もし、断熱塗料についてわからないことや疑問がありましたら、佐藤塗装店にお気軽にご相談ください。

遮熱・フッ素と断熱塗料の比較

他のフッ素・遮熱と断熱塗料を比較

断熱塗料の費用や耐久性は、他の塗料と比べるとどのくらい差があるのでしょうか?

こちらでは、同じ熱に関して開発された遮熱塗料について、比較的耐久年数が近いフッ素塗料のメリット・デメリット、施工単価や耐用年数の違いについてみていきましょう。


遮熱塗料とは?

遮熱塗料とは?

遮熱塗料は、外からの熱を家に入れないという、一見、断熱塗料と似たような機能性を持ち合わせてますが、その役割により効果の違いがあります。

遮熱塗料の主な役割は、太陽の光と共に降り注ぐ熱を「跳ね返す、反射する」効果があります。跳ね返すことで外壁や屋根から家の中に熱の侵入を防ぎます。

つまり、日差しが強い夏場は、熱を跳ね返してくれますが、冬場の日差しが弱く貴重な太陽の熱も跳ね返してしまいます

それに対して、断熱塗料の大きな役割は、外壁や屋根から家の中に熱の「伝わるスピードを遅くする」という効果で、夏は外から熱の侵入を防ぎ、冬は室内の温度を外へ逃げるのを防ぐ効果があります。

この機能性の違いによって、価格と耐久年数にも違いがありますので比較していきましょう。


遮熱塗料のメリット

遮熱塗料のメリット

夏の暑さから守ってくれる

日差しの強い夏場の太陽の光を反射し、熱の侵入を防いでくれます。

屋根の真下のリビングや部屋、一日中、日光が照りつける日当たりの良い家は、体感温度で、2〜3度ほど涼しく感じることができ、かなり過ごしやすくしてくれるでしょう。


夏場の光熱費を削減できる

熱の侵入を防いでくれて、室内を約2〜3度涼しく感じられることで、冷房の使用時間や設定温度での電気代削減・省エネ効果が期待できます。


家を守ってくれる

長期間、太陽の光や熱にさらされると建物・素材が傷みます。その原因となる光と熱を跳ね返すことで、建物自体の劣化スピードを緩めて、家を守ってくれます。


価格の比較

遮熱塗料 耐久年数 8年〜12年 目安:2,000〜4,000円/㎡

断熱塗料 耐久年数 15年〜20年 目安:3,500〜4,000円/㎡

機能性の違いによって、断熱塗料よりも値段は低めの設定になります。夏場、日光による熱の侵入を防ぎたい方へは、メリットなります。


遮熱塗料のデメリット

効果が限定的

遮熱塗料は、太陽の光による熱を反射させて、家の中への侵入は防いでくれます。日差しが強い夏場は本領発揮しますが、冬場の日差しが弱く貴重な太陽の熱も跳ね返してしまいます。

さらに、室内の熱を保つ機能がないため、外へ逃がしてしまいます

また、遮熱塗料は、太陽の光が当たることで効果を発揮しますので、塗膜表面を綺麗保たなければいけません

外壁や屋根の表面が経年で汚れてしまうと、遮熱効果が低下します。定期的な洗浄などのメンテナンスが必要になる可能性があります。

遮熱塗料は、効果が限定されるので、調査と比較が必要になってくるのもデメリットの1つかもしれません。


フッ素塗料とは?

フッ素塗料とは?

フッ素塗料は、東京スカイツリーに使用されるほどの耐久性の高い塗料。高層ビルなどで使用されてきましたが、最近は戸建住宅の外壁塗装でも使用されるようになりました。

外壁塗装での評判も良く、汚れにくく、防水性も兼ね備えた高機能な塗料ですが、外壁塗装の定番シリコンと比較すると価格はかなり高めなのが現状です。


フッ素塗料のメリット

防汚性・耐久性で外壁を長持ちに!

シリコンと比べて耐用年数が長く、塗り替え頻度を少なくすることができます。

塗装の寿命が長いので、1回の外壁塗装費用は高くなっても、2回目3回目とトータルに考えると、結果、外壁にかかる費用の削減つながります。

今後もキレイに長く住み続けたいとお考えであれば、1回あたりの外壁塗装のコストが「高い」というデメリットもカバーできます。


光沢感で新築の様な外壁に!

フッ素塗料のもう1つの特長は光沢感が出せることです。ツヤ感が出せると新築のような真新しい家になります。


フッ素塗料のデメリット

外壁塗装の費用が高くなる

外壁塗装の塗料の中でも費用が高いことが大きなデメリットの1つです。外壁塗料の定番であるシリコン塗料の1.6倍ほど高くなってしまいます。


価格の比較

断熱塗料 目安:15年〜20年 目安:3,500〜4,000円/㎡

フッ素塗料 目安:12年〜20年 目安:3,500〜4,800円/㎡


重ね塗りには不向き

フッ素の特徴「汚れを寄せつけない」効果があるため、塗りなおしや2回目以降の塗料の密着を妨げてしまうことがあります。

次回外壁に塗装する際は、密着性が高くなるように、下塗り塗料を施す必要があります。

フッ素塗料は、メリットある反面、費用・施工面・補修面でのデメリットがあります。外壁塗装店のが自信を持っておすすめできるか?職人さんの腕は確かか?など、他の塗料と比べると実績面で不安がのこるのもデメリットの1つになります。

断熱塗料の種類とメーカー選び方

断熱塗料の種類とメーカー選び方

断熱塗料 代表的なメーカーとおすすめ商品を紹介!

今回、断熱塗料を中心に遮熱塗料も1メーカー紹介いたします。

基本的な断熱効果は同じですが、開発された経緯、耐久性・色・付帯する効果、施工方法も違いがあります。

株式会社日進産業「GAINA(ガイナ)」

GAINAの最も大きな特長は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 JAXAとの共同開発によってロケットの技術を応用した技術が使用されている断熱塗料ということです。

GAINAは独自の特殊セラミックによって熱の移動を抑え、外壁や屋根・屋上に塗布すると、夏はこの特殊なセラミックが太陽の光を反射してくれます。さらに残った熱は遠赤外線に変わり、放射されます。

冬は室内の熱を外に逃さない保温効果で、室外との温度差をなくし結露の発生を軽減させる効果もあります。

断熱塗料のメリットでもある防音効果もあり、住宅からの声・物音や外の音を伝わりを軽減してくれます。

関西ペイント(通称:カンペ)「ドリームコート」

関西ペイントは1918年創立した、日本ペイントに次ぐ歴史のある老舗塗料メーカーです。塗料の種類が多く、業務用から家庭用まで、様々な用途に使用できます。

ドリームコートは、断熱性や防水性、透湿性に優れています

断熱塗料の特長の季節問わず、夏・冬一年中効果を発揮してくれます。その機能性により住まいを長持ちさせてくれる塗料です。

東日本塗料株式会社「断熱コートEX」

断熱コートEXの最大の特長は、高い防汚性能*1を持っていることで、トップコート(仕上げ塗料)が必要ありません

このトップコートを塗布する工程がなくなるため、外壁塗装にかかる費用を節約することができます。さらに、塗料の単価も比較的お値打ちな設定です。

ツヤあり仕上げを選ぶことができるので、外壁や屋根・屋上にツヤを出したい方はおすすめです。

(*1:シロキサン結合とHALS(光安定剤)・UVA(紫外線吸収剤)の複合効果による)

株式会社シンマテリアルワン「キルコート(キルコ)」

キルコには、一般的な塗料以上に伸縮性に優れています。伸縮性の高い塗料を塗装することで、外壁のクラック(ひび割れ)が起こりにくくなります。外壁の耐久性を重視するならキルコはおすすめです。

また、キルコはトップコートを上塗りする工程を含むため、工程が一般的な断熱塗料よりも多くなり、費用はやや高くなります 。

遮熱塗料紹介

日本ペイント (通称:ニッペ)「サーモアイ」

日本ペイントのサーモアイシリーズは、屋根専用の遮熱塗料です。

最も普及されているサーモアイSiの耐用年数は10~12年


シリコンを配合させてる塗料です。夏の屋根表面温度を、10℃~20℃も下げる機能があります。


まとめ

外壁塗装においての断熱塗料まとめ

熱の伝導を抑えるなど、高機能な断熱塗料についてお伝えしました。他の塗料とは違い、様々なメリットとデメリットがありました。

このような方は、断熱塗料をおすすめ

● 夏・冬の光熱費を削減したい方
● 気温の差をなくし快適にすごしたい方
●断熱材がない・効果がない家にお住まいの方
● 音が気になる方
●高階層が住空間の方

2つ以上チェックがある方は、断熱塗料をおすすめします。

断熱塗料は、シリコン・ラジカル塗料よりも、価格が高くなりますが、耐久年数はトップクラスです。

条件が合えば、今抱えているお悩み・問題を軽減してくれる高性能な塗料です。


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